新編・伊勢物語 第1992段 メヒカリの唐揚げ 星原二郎 | isemonogatari2のブログ

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第1992段 メヒカリの唐揚げ

 

昔、男ありけり。今も男あり。

その男 令和3年9月9日

立春知立短歌会の毎月開催の

月例歌会に次の歌

 

メヒカリの 唐揚げ美味と 聞くからに

 蒲郡へと 昼餐に行く

 

を事前に提出し臨みけり。

歌の心は立春知立短歌会の歌の仲間の作を

「メヒカリ」と表記するところを

その男のミスにより「ヒメカリ」と印刷し

詫びたる折に寛大なる心にてお許しを頂き

なほかつ「メヒカリ」の美味さを教へられ

蒲郡温泉郷の一つである西浦温泉街近くの

名和食店である【松月】にて8月23日

蒲郡市形原町に住む古き友人と食事せし折の作なり。

その友人曰く「三河湾の深海魚であるメヒカリはかっては

人気は全く無くほぼ捨てられてゐた」とのこと。

信じ難き話に大いに驚きけり。

而して歌会での評価は美味なることに比例せず

低き得点にとどまり無念なり。