第1980段 石見夜神楽 其の陸
昔、男ありけり。今も男あり。
その男 令和3年9月15日付けの
立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』273号に
【石見夜神楽】と題し
連作15首を発表し
評価を世に問ひけり。
その6首目の作は
神楽なれ 八岐大蛇は 四頭にて
須佐之男命と 激しき戦ひ
石見夜神楽の一番の人気演目は
『大蛇』にて内容は勿論、
古事記の須佐之男命と八岐大蛇の戦ひにて
古事記にては名の如く八岐大蛇なれば
八頭なれども舞台上の演出にて四頭の大蛇が
暴れ回り火炎を吹き須佐之男命との死闘を繰り広げる
物語はどなたもよくご存知の展開なり。