新編・伊勢物語 第1943段 早朝より働く車の音を聞きて 星原二郎第1943段 早朝より働く車の音を聞きて 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和3年8月の上旬 この年の暑さのピークを迎へし頃の早朝 歌を 朝まだき 配送車より 荷を降ろす 音の聞こゆる マンション暮らし と詠み、その男のすむマンションの1Fに この春、開店せしバローグループのドラッグストアの 音を聞きつつ 寅さんのセリフになぞらへて言へば 「早朝より、神聖なる労働、お疲れ様」 と声は掛けねど思ひけり。