第1940段 判官びいきがわが国風
昔、男ありけり。今も男あり。
その男 令和3年8月1日
刈谷市は東刈谷市民センターにて毎月開催の
千草会短歌会の月例歌会に
まう一首、次の歌
勝者より 敗者に心 寄せゆくは
いにしへよりの わが国風ぞ
を事前に提出し臨みけり。
歌の心は世にいふところの判官びいきにて
近くは大相撲の名古屋場所の千秋楽の優勝の懸かる
横綱の白鵬と大関の照ノ富士の取り組み
またオリンピック東京大会での各種の競技の
結果も同様なり。
而して、歌会での評価は内容に具体が無い
との指摘もあれども参加者の半数からの支持をいただき
我が意を得たりと頷きけり。
※「国風」とはあまり聞かぬ言葉かとぞ覚ゆ
現代語にて申せば「国民性」が妥当にや