新編・伊勢物語 第1921段 コロナ禍により逢ひ難く 星原二郎第19021段 コロナ禍により逢ひ難く 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和3年7月の中旬 惚れたる女人ありけれども コロナ禍により逢ひ難く日々を過ごし 更に歌を 老いに春 巡り来るとは 汝(なれ)に邂逅(あ)ひ 汝に惹かれて 夜昼(よるひる)もなし と詠み、逢瀬の日を待ちけり。