新編・伊勢物語 第1812段 国蝶の大紫 其の陸 星原二郎第1812段 国蝶の大紫 其の陸 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和3年15日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』272号に 【国蝶の大紫】と題し 連作16首を発表し 評価を世に問ひけり。 その6首めの作は 力強き 羽ばたき見せて 滑空す 優美優雅や まさに国蝶 大紫は大型の蝶にて、他の蝶に無き 魅力的なる蝶との思ひより生まれたる作なり。