第1786段 短歌大会の吉左右は誰に行きたるか
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和3年2月の中旬のある日
ある短歌大会の入選発表の日は過ぎたれども
入選通知の届かざれば
歌を
如月の 空より風花 舞ひ来れど
吉左右は来ず 誰(だが)許に行く
と詠み、選者の好みに沿はぬ作風の歌を
投稿せしことに少し後悔を覚ゆれども
やはり選者に媚びぬ【自分らしさ】を
大切にしたる歌作りを続けむ事を願ひけり。
※吉左右とは吉報のことにて具体的には
短歌大会の入選通知の事なり。