新編・伊勢物語 第1752段 コロナ禍に籠もり読む万葉歌 星原二郎第1752段 コロナ禍に籠もり読む万葉歌 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和3年1月14日 その男の住む地域も新型コロナウイルの感染拡大を 受けて二度目となる緊急事態宣言が出され 数日が経過し歌を コロナ禍の 日を籠もりゐて 万葉の 恋の歌読む 愉(たの)しからずや と詠み、コロナ禍収束の後は 越後の国は味真野の万葉の里へ行き 悲恋の舞台を訪ね中臣宅守と茅野娘子を 偲ばむとぞ願ひけり。