第1744段 杉浦日向子とソ連編著の『ソバ屋で憩う』
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和3年1月の上旬
新型コロナウイルスの第3波の感染拡大が
取り沙汰されるに及び
ステイホームを続け
杉浦日向子とソ連編著の
『ソバ屋で憩う 悦楽の名店ガイド101』を
読み歌を
【ソ連】とは 【ソバ好き連】の 略にして
著しし本 面白く読む
と詠み、本の勧める名店へと
足を運びたくなればステイホームには向かざる
書物と思ひしかど読み続けけり。
而して、【ソ連】と云へばロシアを中心とした
連合国家をほぼ100%の確率で日本人なれば
連想するであらうが【ソバ好き連】の略称とは
面白く粋な洒落にてさすがは蕎麦好きな江戸っ子気質の
杉浦日向子とその仲間連と頷きけり。
さてその【ソ連】であるが入会資格は年間に
100食以上、蕎麦を食べる事
とぞ謳はれしかどその男
残念ながら入会を諦めけり。