新編・伊勢物語 第1720段 藤井聡太二冠を讃ふ歌 其の玖 星原二郎第1720段 藤井聡太二冠を讃ふ歌 其の玖 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和2年12月15日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』271号に 【藤井聡太二冠を讃ふ歌】と題し 連作15首を発表し 評価を世に問ひけり。 その9首めの作は 才能は 類ひ稀にて のびのびの 幼年期経て 大輪開花 この作は彼の幼少期の家庭環境が将棋を目指す 上にて重要にてまさに「鉄は熱いうちに打て」 の諺通りとぞ覚えての作なり。