新編・伊勢物語 第1695段 須佐之男命の仮面勇まし 星原二郎第1695段 須佐之男命の仮面勇まし 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和2年11月7日の 石見の国は浜田市にある いわみ振興センターにて開催の 石見神楽の演目の『大蛇(をろち)』を楽しみ さらにまう一首 歌を 須佐之男の 仮面勇まし 鬚長く 眼(まなこ)大きく 見開きて舞ふ と詠み、石見神楽の長き伝統により磨き上げられたる 仮面の出来を大いに誉めつつ 歌舞伎役者のあたかも見栄を切るが如き所作に 頷きけり。