新編・伊勢物語 第1685段 豊旗雲に見送くられての旅立ち 星原二郎第1685段 豊旗雲に見送くられての旅立ち 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和2年11月上旬 石見の国へ日本遺産に登録されゐる 石見神楽を鑑賞に行くにあたり その朝、歌を 今朝の空の 豊旗雲に 見送くられ 旅立つわれの 幸くあるらむ と詠み、如何なる旅となりゆくか? 期待に大きく胸を膨らませけり。