新編・伊勢物語 第1668段 仏足石歌体にて何を飲むか迷ふ歌 星原二郎 第1668段 仏足石歌体にて何を飲むか迷ふ歌 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和2年10月の或る日 日暮れの早まりたれば 合はせて歌を 待ちかねて 雀色時 まづビール さてその次は 酒かワインか ウィスキーか焼酎か と短歌ではなく 5・7・5・7・7・7 の形式の仏足石歌体を詠み、何を飲むか迷ひけり。 ※「雀色時」とは黄昏時の古き言ひ方なり。