新編・伊勢物語 第1619段 コロナ禍も恬として 星原二郎第1619段 コロナ禍も恬として 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和2年8月も下旬となれども 連日の猛暑日のなほ続け なほかつ、新型コロナウイルスの収まらざれば ステイホームを続け 歌を コロナ禍に 恬(てん)として行く 度胸など ありはしないが ネオンが誘ふ 詠みての後、コロナウイルスに感染を恐れず 飲みに行くべきか? 自宅に居るべきか? またまたシェイクスピアの 「ハムレット」ならねどもその選択に迷ひけり。