新編・伊勢物語 第1603段 鴨長明を倣ひて 星原二郎第1603段 鴨長明を倣ひて 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和2年8月中旬 世はお盆週間となれども その男の住む愛知県も新型コロナウイルスの 第二波の感染拡大、収まらざれば ステイホームを続け 歌を 隠栖の 日日にしあれば 「方丈記」の 鴨長明 倣ひ詠み書け と詠み その男の若き日に読みて 感銘を受けたる 日本の随筆文学の嚆矢にして 最高傑作との評価の高き「方丈記」の作者である 鴨長明に学ぶべき点、多々 ありとぞ改めて覚えけり。