新編・伊勢物語 第千五百三十九段 歌人は歴史の証人 星原二郎第千五百三十九段 歌人は歴史の証人 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和二年五月下旬 コロナウイルスの非常事態宣言が解除されしかど なほ辛き日日を送りつつ 歌を 歌びとは 歴史の証人 証言と コロナウイルスを 詠み遺すべし と詠み 短歌の持つ国民のその時代の心の記録 としての重要性を鑑み詠み続ける覚悟を強めけり。