新編・伊勢物語 第千五百三十一段 コロナ禍は未曾有の事態 星原二郎第千五百三十一段 コロナ禍は未曾有の事態 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和二年五月中旬 コロナウイルスの非常事態宣言が延長され 辛き日日を送りつつ 歌を コロナ禍は 未曾有の事態ぞ 対応を 誤(あやま)たば取返し つかなくなるらむ と詠み 感染症治療に関しては全くの素人ながら 政府のコロナウイルスに対する対処に 少なからぬ危惧をいだきけり。