第千四百七十七段 大地震津波より今はコロナウイルス恐ろし
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和二年三月二十日
その男の住む三河の国の蒲郡にても
新型肺炎のコロナウイルスの陽性の患者
出でたればいよいよ身に近く危険を感じ
歌を
いつか来る 大地震(おほなゐ)津波 免(のが)れれね
それより今は コロナ恐ろし
と詠み 或る免疫学の学者先生曰く
弱毒化し普通のインフルエンザのウイルス並となり
人類と共栄はともかく共存が望ましいとの
学説を詠み頷きつつ平常通りの生活になる事を
望みけり。