新編・伊勢物語 第千四百四十五段 慣用句の歌【雀の涙】 星原二郎第千四百四十五段 慣用句の歌【雀の涙】 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和二年二月の或る日 此の季節恒例の確定申告の書類が税務署より届き 各種の源泉徴収票を許に書き入れ計算し 歌を 税金の 還付金額を 算すれば 雀の涙 ため息をつく と詠み 税務署への書類提出を見合はせけり。