新編・伊勢物語 第千四百十三段 朝乃山は立山連峰の最高峰 星原二郎第千四百十三段 朝乃山は立山連峰の最高峰 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和二年一月十四日の 大相撲初場所の三日目の 朝乃山と隠岐の海の取り組みを 見終へて「富山の人間山脈」とも称される 朝乃山の将来性を思ひ 彼のふるさとの神聖なる山に なぞらへて歌を 越の国の 立山連峰の 最高峰 朝乃山となる その日は近し と詠み 大関は間違ひなく 次の横綱は彼を措いて他は無しと確信を深めけり。