新編・伊勢物語 第千三百五十四段 花と匂へる唇を 星原二郎第千三百五十四段 花と匂へる唇を 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和元年十一月上旬の或る日 惚れたる女人ありければ 其の想ひを歌に詠みて 曰く ぎゅうぅ~と 牛ではないが 抱きしめて 花と匂へる 唇奪ふ この歌は第千三百五十三段の 《 咲く花の匂ふが如き唇》の後に 触発されて生まれたる作なり。