新編・伊勢物語 第千三百十一段 大和し美し 山河の神々編 星原二郎第千三百十一段 大和し美し 山河の神々編 昔、男ありけり。今も男あり。 その男令和元年九月 その男令和元年九月十五日発行の 立春知立短歌会の季刊誌の第268号に連作の 『大和し美(うるは)し』の山河の神々編は 山あらば 山に神在(ま)し 川あらば 川に神在(ま)し 大和し巌し 日本は古来より八百万の神々の まします国なり。 その中でも山河の美しさは格別にて 保田与重郎大人曰く 「歌でもって国土を誉めよ」 との言に応へての作なり。