第千二百五十八段 京都アニの放火事件の行く末
昔、男ありけり。今も男あり。
その男令和元年七月十八日の
京都アニメーション放火事件の後日
加害者の青葉真司容疑者の事を新聞にて読み
この後、裁判となり判決が言い渡される時を想像し
歌を
死刑との 宣告に対し 被告人
「望むところ」と 笑みを浮かべて
と詠み 被告人の深層心理を読み解き
自死願望が極めて強く
尚且つ、出来るだけ多くの道連れを望みての
犯行とぞ覚ゆ。
親鸞聖人のいふ
「善人をもて、往生をとぐ。いはんや悪人をや」
の説に沿へば彼もまた…
とぞ思ひ浮かびしかど肯ひ難き犯行なり。