新編・伊勢物語 第千二百四十五段 湯河原の優しき湯に 星原二郎第千二百四十五段 湯河原の優しき湯に 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和元年七月 相模の国は鎌倉へと行き その日の宿の湯河原温泉へと行きけり。 湯河原の温泉を楽しみ さらに歌を 温かく 肌に優しき 湯河原の いで湯に君が 素肌おもほゆ と詠み 滑らかなる事、この上なしの 湯河原温泉の湯の質量を褒めけり。 而して、「第千二百四十一段 昔を今に」の 「あなたへの 想ひは今も 変はりなく 昔を今に なすよしもがな」の歌の 女人をさらに恋しく偲びけり。