新編・伊勢物語 第千二百十四段 糸魚川の亡き友の供養墓参の後に 星原二郎第千二百十四段 糸魚川の亡き友の供養墓参の後に 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和元年六月三日 糸魚川の亡き友の供養墓参の後に 姫川温泉の名宿「国富」に宿を取り 亡き友を含め七人にてクラス会を開きけり。 宴会の折に歌を 陰膳に 亡き友好みし ビール注ぎ 献杯黙祷 偲び語りぬ と詠み 生前の友の思ひ出話に花を咲かせ 夜の更けゆくを忘れけり。