新編・伊勢物語 第千百六十一段 令和を祝ふ皇居の桜 星原二郎第千百六十一段 令和を祝ふ皇居の桜 昔、男ありけり。今も男あり。 その男平成三十一年四月十一日の 立春知立短歌会の毎月開催の 月例歌会に参加し、A氏の作品の 特別な 想ひを秘めて 新しき 御代(みよ)を言祝(ことほ)ぐ 皇居の桜 に投票し評論に曰く 下の句、そのままにて宜し。 されども【特別な想ひ】とは抽象的にて 宜しからず。ここは思い切って推敲し 国民の 想ひ集めて 新しき 御代を言祝ぐ 皇居の桜 と改作は如何か と提案す。 賢明なる読者子の意見は如何?