第千百四十六段 イチロー讃歌
昔、男ありけり。今も男あり。
その男平成三十一年三月二十一日
メジャーリーグの日本での開幕戦を観戦し
その後のイチロー選手の引退会見を見て
かってイチローを観戦するためにのみ
行きたるシアトルでのゲームなどを
思ひ出し歌に詠みて曰く
日本にて 七度得たる 首位打者の
栄誉を捨てて イチロー挑戦す
アメリカに 渡れど日本の 侍の
心を持ちて イチロー活躍す
小野田こそ 日本の最後の 侍と
思ひてゐしが イチロー受け継ぐ
※小野田とは最後の日本軍の軍人にして侍なりし
小野田寛郎氏のことなり。