第千百四十一段 逢瀬に都合よき日
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、平成三十一年三月二十一日
伊予の国は松山市に於いて開催の
第24回 「はがき歌」全国コンテストに
「はがき歌」なれば宛名を
「愛しき人」へと題し次の作品
来月の 逢瀬に都合 よき日はと
メールに問ひて すでに会ひたし
を事前に提出し臨みけり。
しかして「はがき歌」全国コンテストでの結果は
残念ながら表彰式に登ること叶はず会場を出で
道後温泉へと向かひけり。
歌の心はその男の想ひ人との携帯電話でのメール及び
lineでの連絡を詠みたる作なり。