第千百二十八段 東栄町の息子夫婦の新居への頌(中編)
槌音は 設楽の山に 響きけり
秋の佳き日ぞ 棟上げ終はる
豊葦原 瑞穂の国の 設楽嶺の
終の住居の 山里ならし
山旺の 家の匠の 技冴えて
槌音響かふ 下田野中に(山旺は建設会社の社名)
遠州の 井伊の領地の 山を望む
息子夫婦の 高台の家
正面に 高く聳ゆる 東山
朝夕眺め 共白髪まで
東栄に 八雲立ちたり 新室へ
移りすがしき 二人の門出
東栄町 下田野中に 妻籠と
新室作る その新室や
六首目と七首目の作は和歌の祖神である
須佐之男命の作
「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに
八重垣つくる そのやえがきを」
の本歌取りなり。