第千二段 意識の泉より湧き出る
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、平成三十年十月五日
越中は高岡市にて開催の
第38回全国万葉短歌大会に
次の作品
わが裡の 意識の泉に ながき時
経て湧き出づる 言葉を掬へ
をやはり事前に提出し臨みけり。
しかして短歌大会での結果は
この作も残念ながら選より漏れ
悔しき思いを更に深め帰路に就きけり。
歌の心は、最近の作歌姿勢である
泰然たる心のままに日を過ごし
自づから浮かび来る言葉を
書きとどめる 事を詠みたる作なり。
作為に苦心せしは若き日の事とぞ覚ゆ。