新編・伊勢物語 第九百三十段 舞鶴の港 星原二郎第九百三十段 舞鶴の港 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、平成三十年七月二十一日の 刈谷市文化協会 短歌部会の月例歌会に 次の作を提出し臨みけり。 艨艟の 幾艘つながれ 舞鶴の 港は今も いくさに備ふ を事前に提出し臨みけり。 しかして、歌会での評価は 予想を上回る得点があり 作者本人が驚きけり。