新編・伊勢物語 第九百二十三段 シアトルの街(後半) 星原二郎第九百二十三段 シアトルの街(後半) 酋長の シアトル命運は 知らねども トーテンポールの 彫り深き顔 街路樹の シャクナゲ花を 咲かせつつ シアトルの街に 夏は来るらし などと 歌を詠み ナイター開始までの 時間を過ごしけり。