第七百五十段 皇居での歌会始めの歌
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、平成三十年一月十二日
東京は皇居での歌会始めに
御題「語」にて作品を送り
入選の通知を待ちしかど
終に届かず歌会始めの儀の当日を迎へけり。
作品は
歌の持つ 魅力をとくと 説きましし
国語教師の 授業忘れず
にて 歌の心(内容)は
高校三年生の折
金子先生の授業を
思ひ出でての歌なり。
しかして、落選は陛下より
今年一年間、歌に精進をせよ
しかしてまた次回 「光」の御題にて応募せよ
とのお言葉を賜りたる
が如きと覚えけり。