新編・伊勢物語 第七百四十一段 知立は四神相応の地 星原二郎第七百四十一段 知立は四神相応の地 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、平成三十年の年頭に あたり 知立こそ 四神相応の 土地なりき この年明けに 弥栄を祈(の)む と詠みけり。 四神とは 東西南北のそれぞれの方角を司る神 即ち東の青龍、西の白虎、南の朱雀、北の玄武の 四獣神の事にて、古き世の平安京も この四神獣の風水に即し造京されしが 知立の自然環境もまた然りと諾(うべな)ひけり。