新編・伊勢物語 第七百三十八段 御来光を拝みて 星原二郎第七百三十八段 御来光を拝みて 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、平成三十年一月元旦 御来光を拝みて 歌を 雲間より 差し初む日の めでたけれ あまねく照らせ この地の上を と詠み 平成三十年の世界の平和と安寧を 祈りけり。