新編・伊勢物語 第六百十八段 目に見えぬ(其の壱) 星原二郎 | isemonogatari2のブログ

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第六百十八段 目に見えぬ(其の壱)

 

昔、男ありけり。今も男あり。

その男、平成二十九年九月

西三河の十の市町村

つまり、岡崎、安城、豊田、西尾、碧南

高浜、みよし、幸田、一色、刈谷の

各文化協会所属の

短詩文芸(主に短歌・俳句・川柳等)の会の

年に一冊発行の機関紙『やはぎがわ』に

【目に見えぬ】よりはじまる連作を載せけり。

其の連作とは

 

目に見えぬ 大き力の はたらきて

吾いま君と 契りを結ぶ

 

目に見えぬ 大き力に 導かれ 

歩み来たりぬ 敷島の道

 

目に見えぬ 言霊をこそ 恃みつつつ

たなき歌を 詠み継ぐ吾は

 

目に見えぬ 御祖の力に 護られて

行く末微塵も 不安はあらぬ

 

目に見えぬ 奇しき力 ありてこそ

人の生死(いきしに) 神ながらなり