新編・伊勢物語 第四百九十七段 二郎と次郎(前編) 星原二郎 | isemonogatari2のブログ

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第四百九十七段 二郎と次郎(前編)

 

昔、男ありけり。今も男ありけり。

その男、平成二十九年の春、己が名前に興味を持ち

インターネットなどで検索して

歌を

 

 これの世に 星原二郎が まうひとり

   薩摩にゐるらし 如何なる男や

 

これの世の まうひとりなる 同じ名は

   薩摩隼人らし 会ひて見たしよ

 

旧姓の 同姓同名の 教授ゐて

   新聞の記事 誇らかに読む(近藤二郎)

 

 尊敬の 「じろう」のひとり 白洲次郎

   戦後復興の 立役者なり

 

 若き頃 「次郎物語」 ()かれしが

   読みさしのまま 今に至れり