新編・伊勢物語 第四百八十二段 四万十川の沈下橋 星原二郎第四百八十二段 四万十川の沈下橋 昔、男ありけり。今も男ありけり。 その男、平成二十九年春弥生 四国は土佐の四万十川へと行きけり。 橋マニアなれば、六十余りといはれる沈下橋のうち 十一カ所を経廻り いづれの沈下橋も風景として絶景なれば 歌を 四万十の 名前の由来 思ひつつ 沈下橋より 清流見遣る と詠み ある沈下橋の袂の河原に降り立ち ゴルフ球大の石を一つ持ち帰りけり。