タイトル、ちょっとアメトピみたくしてみました
そうそう、アメトピといえば、前々回のプチ不幸の話をアメトピに掲載して頂きました。
アメーバ事務局の方々、読んで下さった方々、ありがとうございます。
まあ、それはいいとして。
ずっと前に「これはブログに書かなきゃ！！」と思って下書きだけ途中まで書いて、その後すっかり忘れてた話があるのを（だめじゃん！）、昨日の夕方に買い物をしている最中に稲妻に打たれたように突然思い出したんで、また忘れないうちに載っけておこうと思います。
この間、ってもう2ヶ月くらい前だよ！、まあいいや、この間、街で買い物してたらですね、後ろから誰かに名前を呼ばれたんですよ。
で、振り向いたら、大学時代の知人が立っていたんです。
それがね、この話↓の中に出てくる、彼氏に奥さんがいるのが判明した女の子、じゃなくて、その友人の女の子（この話の最後に私が電話かけて召集したお友達の方）だったんです。
ヘイッ。ってなんだろう。
で、もうお互いびっくりしたんですよー。（ていうか、私は最初全然誰だか分からんかった。）
彼女は彼女で、そもそも私がなんでイギリスにいるの？って感じで、結婚したことも知らなかったし。
まあ、当時は友人でしたけれど、そこまで親しい友人ではなかったので、卒業してしばらくしたら連絡も途絶えていましたしね、まさに20年近くぶりの再会でしたの。
ちなみに、ずーーーーーっと会ってなかった人のことを、唐突にあれ？あの人何してるかな、って思った直後に偶然会ったり、突然連絡が来ることってありません？？
私はマジで結構あります。
この彼女（Aちゃんとします）も、20年近くも前のことを突然思い出して上のブログを書いた、その数ヶ月後に思いがけず再会したので、ちょっと不思議な感じでした。
彼女は大学を卒業してから、ロンドンで働いていたんですけど、今はイングランド北部に住んでいるんですって。
で、たまたまこっち方面に来る用事があったんで、大学時代のお友達とご飯食べた、その帰りだったんですね。
で、彼女も電車の時間があったし、私も娘と一緒でしたから、小一時間くらい公園でコーヒー飲みながら話したんですけど。
自然と話題は、私が↑上のブログの記事に書いた彼女、付き合ってた人に奥さんがいたことが判明した彼女ね（Kちゃんとします）、彼女の話になりましたの。
Aちゃん 今回ばったり再会した私の大学時代の友人。Kちゃんの友人。
Kちゃん 以前に私がブログのネタにした大学時代の知人。大学で付き合ってた彼氏が、実は既婚者だと分かって、シュラババンバ(古い)。
↑こういう感じ。
私はKちゃんとは、別に親しかったわけではないので、上に書いたブログの件以降は全然付き合いはありませんでした。
特に私には、おそらく修羅場を目撃されちゃった気まずさから、そのあとはずっと道で会っても手だけ振って足も止めずにとっとと歩いて行っちゃったり、若干避けられていた感があります。
まあ、気まずいのはこっちも一緒なので、私の方の態度もそんな感じでしたけど。
でも、AちゃんとKちゃんは卒業後も数年前までずっと付き合いがあったんですね。
というのも、AちゃんもKちゃんもイギリス生まれなんですが、ご両親が移民で同じ国の出身なんですよね。
なので文化的にもお互い分かり合える部分もありますし、卒業後の就職先も同じくロンドンでしたから、お互いの家に泊まりに行ったりしてたんですって。
で、例の不倫野郎なんですけど、なんとKちゃんてば、あんなに大騒ぎしたのに、あの後また元サヤに戻って卒業後も付き合ってたんですってよ。
不倫野郎の奥さんって、あのKちゃんが不倫野郎にの部屋のドアの外で怒鳴っていた時、中にいたらしいんですね。
なので、どっちみち奥さんにも不倫がバレて夫婦仲もおかしくなり、卒業後もほぼ別居状態だったそうですし、そもそもKちゃん、ブログにも書きましたが、この不倫野郎が初めての彼氏で、初めての男性でござます。
純情な彼女はあんな裏切りにあっても、なんだかんだ言って生まれて初めての彼氏にメロメロで未練たっぷりだったので、上手いこと言われてまた寄りを戻してしまったんですよ。
ところが、今度はKちゃんのご両親が娘の彼氏に、奥さんがいることを知ってしまったんですって。
で、Kちゃんのご家族は皆敬虔なカソリックですし、文化的にも（いや、そうじゃなくたって娘の彼氏が既婚者なんて嫌でしょうけど）受け入れられず、ご両親は娘の交際に大反対。
でも、ありがちですが、Kちゃんの気持ちは反対されればされるほど盛り上がる一方で、どんどん2人の世界にのめり込んでいったんだそうです。
そんなある日、Aちゃんのところに、大パニックのKちゃんのママから電話が入ったんですって。
Kちゃんママが言うには、Kちゃんとしばらく連絡が取れなくて、心配になって何度も何度も携帯に電話をしていたらですね、やっと本人が出たと思ったら、タイにホリデーに行ってるって言うんですって。
それが、どうもその不倫野郎と一緒に行ったんじゃないか、っていうんですね。
そもそも家族はKちゃんがタイにホリデーに行くなんて全然聞いていなかったし、その後も何度も電話をかけても一回繋がった電話以来、ずっと無視状態。
なので、もしや駆け落ちでもしたんじゃないか、って心配になったKちゃんママが何かAちゃんなら知っているんじゃないかと思って電話してきたんですって。
そうは言っても、そもそもAちゃんもその頃にはKちゃんの自己陶酔っぷりというか、悲劇のヒロインっぷりに若干引いていたので、Aちゃんも何も知らなかったんですよね。
ちなみにタイって、イギリス人には本当に人気の観光地ですから、オフシーズンだとかなりお安くいけるんです。
交際を反対されている恋人同士、手に手を取り合ってどこか遠くへ行きたかったんじゃないでしょうか、いや、知りませんけど。
で、結論から言いますと、数週間たってなんだかんだでようやくタイから戻ってきたKちゃん、憑きものが取れたようにさっぱりした顔をして、その不倫野郎とはきっぱり別れた、と言ったそうです。
ていうか、その不倫野郎、旅先で全然使えなかったらしいですよ。
ある種のイギリス人あるあるですけど、彼って今まで外国ってスペイン（イギリス人がこぞっていく保養地）しか行ったことなかったんですって。
かたや、Kちゃんは実は大人しそうな外見に反して実は、こと旅行に関しては行動派で、今までもバックパック背負ってユースホステルに泊まりながらヨーロッパを一人旅したこともあったんです。
で、今までこの2人の関係って、不倫野郎の方が年上だし、男性と付き合ったことがないKちゃんに対して優位というか、Kちゃんをリードする形のお付き合いだったんですけど。
タイに着いたら、Kちゃんは意欲的にあっちこっち見て歩いて、どんどん現地の人が行くような屋台やレストランで料理を食べたりしたいのに対し、彼氏は完全な異文化に圧倒されて萎縮してしまったんですね。
タイなんて観光地、英語喋る人なんていっぱいいるのに、色々調べてプランを練るのも、交通手段を確認するのも、道に迷ったら現地の人に聞いてみたりするのも、とにかく全部、Kちゃんに丸投げ。
微笑みの国と言うだけあって、現地に人も皆フレンドリーなのに、彼氏ったら現地語の簡単な挨拶ですら頑なに覚えないし、なんかいちいちキョドってるし、イライラするほどグズだし、後ろからトボトボついてくるし。
ちょっと長く歩くとブーブー言うし、極め付けは「お腹壊しそう」とか言う理由で屋台や現地のレストランには行きたがらず、外国人観光客に混じってハンバーガーやサンドイッチばっかり食べたがるし。
Kちゃん、すっかり嫌になっちゃったんですって。
で、彼氏は彼氏でKちゃんの不機嫌が伝わって、「君は僕が思っていたような人じゃなかったみたいだね。ガッカリだ。」とか、逆ギレ気味だし。
最後は空港出たとこで、バイバイして、その後彼氏から何回か電話があったらしいんですけど、全部スルーでそれっきりだそうです。
Aちゃんはもうロンドンに住んでいないので、Kちゃんには数年会っていないそうなんですけど、最後に会った時はパートナー（当然、不倫野郎ではない。別の人）と同棲していたというので、良かったよね、って感じ。
Aちゃんは、
「Kちゃんって、自分が彼氏が嘘ついてて奥さんがいるのが分かっても別れなかったのに、旅行先でダサかったからって別れたのね。」
って言って笑ってたし、私も笑っちゃったけど、でも正直内心、
分かる！！！
って思いました。
いや、不倫云々はわからないですよ、なのでそこは置いておいて。
でも成田離婚って昔、日本でもあったけど、あれも同じような感じよね。
一緒に旅行に出るって、カップルの相性の究極のテストだと思います。
友情もそうですけど。
Kちゃんは夢見る夢子状態で、もう禁じられた愛の悲劇のヒロインになりきっていたわけじゃないですか。
で、そもそもが人目を偲ぶ仲でずっと付き合ってたから、デートのほとんどがお互いの家ですからね。相手は年上で口も上手いし、幻滅する要素がない。
2人の世界。
で、その自己陶酔の世界で無茶苦茶美化されてた、ドラマのような恋の相手のヒーローがですよ、タイについて新しい環境で新しい目で見た途端に、
「あ．．」
「あ．．．」
とかなんかモゴモゴ言いながら後ろからついてくる、カオナシみたいな人に成り下がっちゃったわけですよ。
しかも、ハンバーガーとサンドウィッチを貪り食べるカオナシな。
なんかついてくるんですけど。（画像はお借りしました）
なんか横に座ってくるんだけど。（画像はお借りしました）
そりゃ、100年の恋も冷めるよね。
と言うわけで、何がきっかけにしろ、既婚者なのに大嘘ついて初心な女性を引っ掛けるようなヤツ、本当にろくな奴じゃないので、別れられてよかったよね、って感じです。
奥さんも本当にお気の毒ですが、当時は奥さんもまだ若かったし、すごくいい仕事してたし、さっさと立ち直って不倫男と縁を切っていて欲しい、と思います。
サムネ用に先週のイチゴ狩り画像
満足げな息子。
結構な勢いで食べ進む娘。
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