近所にある「岡本パン」は、レトロというか取り残されたというか、
近頃のベーカリーではなく、昭和からのパン屋さんです。
年寄り夫婦と娘さんの親子3人で切り盛りされています。
建物はこんなふうです。
パンはガラスのショーケース2台だけです。
トレーやトングなんてありません。
扱っているのは食パン、調理パン、カレーパン、あんぱんなどで
懐かしのというか、変わり映えがせず、タイムスリップしたような
感じです。
営業時間は、ご主人が体を悪くしたとかで午後3時ごろです。
閉店は、商品がなくなり次第で、たいてい5時には、何も
残っていません。実は人気店なのです。
味がポイントです。グルメガイドや観光マップ
で紹介されるような美味しさ・新しい味・他では味わえない・
変わった味ではありません。
添加物が少ないようで小麦粉のどっしりした味わいは充実して
おり腹もちがいいです。
食べ飽きない味なのです。毎日のご飯やみそ汁は、これは美味い
というとびきりの味ではないのと同様です。
大手パンメーカーやこ洒落たベーカリーの美味しいパンは、毎日
食べ続けることは、どうもできません。飽きるのです。
居心地の良さは酒場2時間、旅館2日と言います。長く居るのは
わが家が一番です。同じようなものでしょう。
ここのカレーパンが好きです。今風からは外れて辛くも変わった
香辛料も含まれていない昭和の時代の給食にでもありそうなカレー
です。量がやたら多いです。