改正論点をチャンスに
2011年(平成23年)の税理士試験法人税法の出題の対象となる、大きな法改正として、グループ法人税制の導入がありました。内容もとてもボリュームがありました。水道橋校の土曜日の担当の講師は、O校で一番コワイと有名なM先生。残念ながらもうO校にはいらっしゃらないようですが、グループ税制はじめたくさんの改正論点を、時には時間を延長して丁寧に説明してくれました。私は3年前から法人税法の勉強をしていたとはいえ、本気で本試験を受験したことがなく、初学者とほぼ同レベルだったと思います。ただ、グループ税制のような改正論点は、初学者にはチャンスです経験者も初学者もゼロからのスタートですから、同等に戦えます。税理士試験の受験生活も5年目に入り、これまでの科目の受験経験からも、”基本項目” と ”改正項目” の重要さは身に染みていました。よく言われることですが、「みんなができないところはできなくてもいい、そのかわり、みんなができるところは落とさない。」実際に受験し、3科目合格してみて、本当にその通りだと思いました。今年の法人税の戦い方。これに忠実にいこうと思いました。少し上を狙った昨年の消費税法と違って。消費税法はボリュームも少ないので多くの受験生がかなり細かなところまで押さえてきます。法人税でもそこまでやっている人も少しはいるかもしれませんが、何せあのボリュームですから、ほぼ初学者の私にはとてもそこまではできません。昨年の本試験会場で見たとおり、受験生の半数以上は、自分が使っているのと同じO原の理サブなどの教材を使っています。ということは、O校のテキストで基本項目に挙げられているような重要なもの、講義中に重要と説明を受けたもの、私のように直前期だけ参加した人でも聞いている改正論点は、多くの人がある程度のレベルまで仕上げてきます。こういった皆が確実に押さえてくるだろうという論点は確実に取りに行き、取りこぼしのないようにする、それ以上は無理に手を広げない。・・・今年は、この方針でいこう、と決めました。具体的には、それを”意識”して勉強していただけですが。問題を解きながら、これはみんなが解ける問題だな、と、意識するだけでも違ってくるのではないでしょうか。あのボリューミーな問題をこなすには、気持ちの上での多少のメリハリもあった方が良いと思います。結果が出るのは、まだまだ先です。実判は進み、さすがに、1回目の上位93%という素晴らしい成績を取ったことは2度とありませんでしたが、成績には波がありました。しかも、かなり下の方で波打っていました。