良い痛みと悪い痛み
運動選手や運動をしていない患者さんを診ていると頻繁に「痛いから(リハビリ等を)やりたくない」とか「痛みがあるうちは安静にしていて下さいと言われました。」と聞きますが僕はその度に心の中でどうなんだろうと?と思います。
確かに痛みを伴った場合、安静にしていないと駄目な場合と痛くても動かした方が良い場合があります。
安静にしていないといけない場合は主に急性期の障害で慢性期になればなる程、痛みを伴っても動かした方が良いと思っています。
痛みを伴いながら動かすというのはリハビリのことです。
動かす事によって損傷を受けた組織が更に悪化するのは駄目です。
損傷を受けた組織を動かすと痛みを伴いますが、それによって状態の悪化が見られない場合は多少痛くてもリハビリをしないと早期回復には繋がらないと思います。
難しいのは慢性期の患部がリハビリをした事により炎症を起こした時の判断だと思います。
僕は炎症を起こしたという事は損傷の悪化ではないと思っているのでリハビリを続けますが、ここが自分のバックグラウンドや思想によって大きく意見が分かれるでしょう。
僕は今迄アスレチックトレーニングやカイロプラクティック、スポーツカイロプラクティック、アクティブリリーステクニック等を勉強してきて色々な人達の講義を聴いてきて共通する事は
1)障害が回復する過程に炎症は必要であるが、最小限の炎症でよい。炎症の度合いが高すぎても回復が遅くなる。
2)慢性期(常に痛みがある)は症状の回復が遅い、または無いので一時的に炎症を起こす事で回復のプロセスが活発になる。
です。
僕の施術を受ける患者さんの多くはリハビリや施術中に大なり小なり痛みを感じる事があると思いますが、一応これでも僕なりの知識や経験を元に行っているし、痛みの場所、程度、種類等を細かく質問して判断しています。
僕の患者さんは理解してくれていると思っています(説明をしているので)が、問題は複数の人にケアを受けている人達にどうやってそれを理解してもらうかですね。
信頼を勝ち取るには患者さんとどの位接してきたかが大きく影響するので難しい問題です、、、。