コソボ共和国にある、セルビア教の聖地を行く その4 | 社会人だけど、なんとなくひとり海外・・

社会人だけど、なんとなくひとり海外・・

昔は、元バックパッカー。今は時間が許されれば海外へ足を運ぶトラベラー。まだ日本の方々が少ない国々に、ツアーを使わず、オリジナルで、ゆる~く旅しています。

このブログを見て頂いている皆さん、如何お過ごしでしょうか?。
 
今回は、コソボ共和国内にある、ペヤという街に訪問し、セルビア正教会の重要な拠点とも言える「ペーチ総主教修道院」を訪れた模様をお伝えしたいと思います。
 
ペヤのバスターミナルから、寄り道しながら歩くこと約45分、「ペーチ総主教修道院」に辿り着きました。
 
警備しているNATO軍の諸手続を済ませ、いよいよ敷地内に入ります。
 
 

 
 
入口を通った所には、案内書きが。
 
観光地ではなく、宗教的施設であることを実感させられます。
 
 
しかしながら、ワンちゃんは出入り禁止か~。
 
猫ちゃんは、どうなんだろ?。
 
 
そんなことより、中に進みましょう。
 
 
 
敷地内の門から程近い所に、目的の建物が見えてきました。
 
 
建物内には4つの聖堂が繋がっていますが、右側にある聖堂だけは、外からの扉からしか出入り出来ません。
 
後々写真を整理するときに、横にある4つ目の聖堂の存在に気づきました。
 
1つ見落としてしまいました(*_*)。
 
まっ、仕方ないか。
また、行けばいいし!?。
 
 
 
それでは、建物内に入ります。
 
午前中に見た「ヴィソキ、デジャニ修道院」同様、歴史的重厚感が一気に押し寄せてきました。
 
その模様がこちら。
 
 
 
 
なんか。すごいオーラが感じます。
 
壁画も、色鮮やかに残っています。
 
 
 
ここの修道院は、聖霊台が見えぬようになってます。
 
まあ、普通に風が吹けば中の様子を見ることが出来ますが、
 
ここが、聖堂内の「魂」というべき重要な所なのでしょう。一般の方は、その先からはさすがに進むことは出来ません。
 
それでも、内部に入り、直接肉眼でこの内部を見せてくれていること自体、すごいことです。
 
 
 
 
 
ここの修道院も、(全ての内部ではありませんが)壁一面に描かれています。
 
この時は外の気温が20℃位で汗をかきながら入ったのですが、内部は凄くひんやりしていて、長袖が必要と思ったほど涼しかったです。
 
聖霊が、建物内に宿っているのでしょうね。
 
 
 
 
建物内で繋がってる、真ん中にある建物内に移動しました。
 
ここの建物内は、棺が多く置いてありました。
 
写真のように赤い布に覆われたものもあれば、そうでないものもあったり。
 
ただ、こうした聖堂内に置かれた棺なので、相当な高い位のセルビア正教会関係者の、それも大昔の聖者なのかと思います。
 
 
 
ここの建物内のオーラというか、何というか、よくわかりませんが、目に見えぬエネルギーが降り注がれている感じがしました。
 
 
 
 
 
壁に描かれた絵も、時代の重みを感じます。
 
私自身も、気持ちが相当高ぶっています。
 
以前のブログにも書いたのですが、私自身はキリスト教カトリック信者なので、こうした歴史的背景は何となくわかります。
 
それだけに、ここに来れて良かったと感じます。
 
ちなみに、聖堂内に入った時、修道女から「貴方はカトリック信者ですね」と言われました。
 
恐らく、入ったり時からカトリック信者が行う振る舞いを見抜いていたのでしょう。
 
ここでは、東方正教会系の振る舞いに変えて、見学しました。
 
 
 
 
天井から入る外からの光。
 
夜だったら、月明かりが入るのかな~。
 
 
 
 
天井の上は、イエス、キリストが描かれています。
 
 
 
 
こちらは、建物内で繋がってる、もう一つの聖堂内の天井です。
 
ここの聖堂は何となく装飾が少なかったのですが、天井の描かれた絵が凄く素敵でした。
 
 
ちなみに、ここの建物内は、入口の標識に書かれたように撮影は禁止でした。
 
ところが、修道女から、フラッシュを使わず、電灯がついてる所だけ特別に撮影を許されました。
 
 
ここで、聖霊に向けて祈りを捧げながら、色々なことを考えていました。
 
ここも、午前中に伺った「ヴィソキ、デジャニ修道院」同様、世界遺産でもあり、同時に、危機遺産でもあります。
 
建物外ではライフル銃を構えたNATO軍が警備しており、そしてここを訪れる観光客はごく僅かです。
 
このを訪れた人のブログとか見ると、入場料払った、払ってない等、確実な情報が得られませんでした。
 
もっと多くの人に見て貰いたいし、
 
かと言って宗教施設なので、荘厳感を崩すことはやめてほしいし…。
 
その前に、この建物を残す重要性を、お互い対立する民族関係なく共有してほしいと切に思います。
 
セルビア共和国が独立を認めない理由の1つに、こうしたセルビア正教会にとっての!「聖地」が、コソボ共和国内にあるためなのですが、
 
どうにか、平和的解決を目指して欲しい。と。
 
*入場料は、取られませんでした。
 
 
 
大感動の中、建物を後にします。
 
警備する建物が、いつかなくなることを願って…。
 
 
建物の横の駐車場を見ると、
 
 
 
ワンちゃんが、車を利用して昼寝してました。
 
動物の世界では、平和が訪れているのかもしれませんね。
 
セルビア正教の聖地に直接足を運び、自らの眼で現場を見れた満足感と、コソボ共和国とセルビア共和国の独立問題が一筋縄では行かない事情が何なのか。論理だけでは解決出来ない現状を知ることが出来た、ペヤの街への訪問でした。
 
 
 
次回は、コソボにもう1つある観光地である、プリスレンという街を目指して進みたいと思います。
 
 
最後まで見て頂き、ありがとうございました。
 
ちゃお