このブログを見て頂いた皆さん、如何お過ごしでしょうか?。
今回は、前回に続き、ひとつの街で2つの民族が分断されている、コソボ共和国のミトロヴィツァの続きをお伝えしたいと思います。
セルビア系側の街を探索し、再び首都のプリシュティナに戻るため、再びアルバニア系側の街に戻りました。
バスターミナルに戻ろうと歩き始めましたが、ふと街並みを見渡すと、何だか日本人に馴染みのある風景が。。。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180508/22/isaoworld/9e/32/j/o1080072114187061853.jpg?caw=800)
桜ではないですか❕。
セルビア系居住地域側と、アルバニア系居住地域側へと結ぶこの道に、こうした桜の木があったのです。
普段は中々気付かない所かと思いますが、
今回訪れたのが4月上旬だったため、ちょうど桜の時期と当たったのです。
こうした桜の木が何本もあり、
やがて進んでいくと、モスクが見えました。
桜の木の下で、ご年配の方がベンチに座り、寛いでいました。
何とも心和む光景です。
日本人にとって、桜といえばなんでしょうか。
旅立ちの思い出だったり、入学などの新たなるスタートの想いだったり。
日本人は桜に対して、様々な情緒を入り交えて感情を投影させたりしますよね。
コソボの人達は、どうなんだろう…?。
この桜の木が、平和のシンボルとして、いつか輝いてくれるといいな~。
なんて感じていました。
桜の花弁が、過去の遺恨を少しでも流してくれる、心のシャワーになってくれることを願いながら、ミトロヴィツァを後にしました。
*この桜の木は、誰かが植樹したのでしょうか?。
ネットで検索したりしたものの、的を得る答えに辿り着きませんでした。
どなたか、コソボの桜の木の詳細を知っている方がいましたら、教えてください。
*おまけ
プリシュティナで見た、大きなレゴブロックみたいなモニュメント。
「失われた、レゴのパーツ」
セルビアから独立したコソボ共和国を象徴としてるらしい。です。
なんだ、それ?。
「NEW 10RN」モニュメントといい、クリントン像やブティックヒラリーなど、
小洒落たセンスを持ってると感じたコソボ共和国ですが、
この「レゴモニュメント」は、ちょっとわかりにくかったですね~(T_T)。
次回は、セルビア共和国が、なぜコソボの独立を認めないのか。
その根源となってる、ペヤという街に向かいたいと思います。
最後まで見て頂いて、ありがとうございました。
ちゃお