コソボ 分断された街に咲く「桜」 | 社会人だけど、なんとなくひとり海外・・

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昔は、元バックパッカー。今は時間が許されれば海外へ足を運ぶトラベラー。まだ日本の方々が少ない国々に、ツアーを使わず、オリジナルで、ゆる~く旅しています。


このブログを見て頂いた皆さん、如何お過ごしでしょうか?。

今回は、前回に続き、ひとつの街で2つの民族が分断されている、コソボ共和国のミトロヴィツァの続きをお伝えしたいと思います。


セルビア系側の街を探索し、再び首都のプリシュティナに戻るため、再びアルバニア系側の街に戻りました。

バスターミナルに戻ろうと歩き始めましたが、ふと街並みを見渡すと、何だか日本人に馴染みのある風景が。。。






えっ( ̄◇ ̄;)。

コソボに、桜?。

見間違いかな~。

いや、でも、この木に咲く色って、やっぱり、、、





桜ではないですか❕。


セルビア系居住地域側と、アルバニア系居住地域側へと結ぶこの道に、こうした桜の木があったのです。

普段は中々気付かない所かと思いますが、

今回訪れたのが4月上旬だったため、ちょうど桜の時期と当たったのです。






こうした桜の木が何本もあり、

やがて進んでいくと、モスクが見えました。



モスクと、桜。

こんな風景が見られるとは。

モスクの前にある、桜の下にはベンチが。




桜の木の下で、ご年配の方がベンチに座り、寛いでいました。

何とも心和む光景です。

日本人にとって、桜といえばなんでしょうか。

旅立ちの思い出だったり、入学などの新たなるスタートの想いだったり。

日本人は桜に対して、様々な情緒を入り交えて感情を投影させたりしますよね。

コソボの人達は、どうなんだろう…?。

この桜の木が、平和のシンボルとして、いつか輝いてくれるといいな~。

なんて感じていました。


桜の花弁が、過去の遺恨を少しでも流してくれる、心のシャワーになってくれることを願いながら、ミトロヴィツァを後にしました。


*この桜の木は、誰かが植樹したのでしょうか?。
ネットで検索したりしたものの、的を得る答えに辿り着きませんでした。
どなたか、コソボの桜の木の詳細を知っている方がいましたら、教えてください。




*おまけ

プリシュティナで見た、大きなレゴブロックみたいなモニュメント。


「失われた、レゴのパーツ」
セルビアから独立したコソボ共和国を象徴としてるらしい。です。

なんだ、それ?。

「NEW 10RN」モニュメントといい、クリントン像やブティックヒラリーなど、

小洒落たセンスを持ってると感じたコソボ共和国ですが、

この「レゴモニュメント」は、ちょっとわかりにくかったですね~(T_T)。







次回は、セルビア共和国が、なぜコソボの独立を認めないのか。

その根源となってる、ペヤという街に向かいたいと思います。



最後まで見て頂いて、ありがとうございました。


ちゃお