我家の庭のチューリップがどんどん芽を出してきています。赤いチューリップは芽の先端が赤くなっていてかわいい。早く大きくならないかな。
さて今日の本題です。
今やノート/デスクトップを問わずすっかりSSDの時代になっていますが、単位容量あたりの単価はまだまだHDDが有利で、10TB以上の大容量製品があるのも魅力です。データバックアップやデータを保管する目的であれば、発売から時間が経過してこなれた価格になった容量のHDDで十分です。
自分は1990年代から自作パソコン用として3.5インチのHDDを単体で購入して使っていて、現在は十数台の3.5インチHDDを持っています。この他にNAS用のHDDもあります。
これ位持っているとHDDのケース代金だけでも馬鹿になりません。そのため自分はHDDを直接抜き差しできるHDDクレードルを使用しています。このタイプ、「裸族のお立ち台」という名前が有名ですね。HDD1台分だけではディスク間コピーなどの効率が良くないので2台挿せるタイプのものを使っています。
今回、元々使っていたクレードルを別作業で客先に置いてきたタイミングでHDDが必要になったので、急遽Amazonで2台挿せるHDDケースをチェック。聞いたことのないメーカーのが多数出てきましたが、なるべくトラブルが起きにくいと思われるメーカーに絞って比較検討しました。最終的にセンチュリーのを買うことに決めました。このメーカーの製品はずっと前から使っていて安心感がありますから。
で購入したのがこれ、「裸族のお立ち台TWIN (CROS2U3CP6G)」
購入ポイントは箱の裏面に書いてあります。
・HDD/SSD2台まで増設可能
・インターフェースは(デバイス側)SATA I/II/3.0/1.5Gbps/3.0Gbps/6Gbps、(ホスト側)USB3.0
・単体でHDD/SSDのクローン(まるごとコピー)が可能
・PCと連動する省エネモード搭載
と、なかなか使い勝手が良さそうな製品です。ちなみに購入時の価格は税込み6239円、他のメーカーと比べてもまあ納得できる金額で高いとは感じません。
付属品は側面に記載されているように、本体/USBケーブル/ACアダプターです。
本体はこのような感じ。クレードルなので差込口があるだけ、とシンプルです。インジケーターは3つのLEDが並んでいます。
上から見たところ。サイズはHDD本体より2回りほど大きいくらいで、とてもコンパクトです。赤い矢印はソースディスク(コピー元)→ターゲットディスク(コピー先)を示しています。これだったら間違いにくいですね。
ご覧のようにフルオープンなので、水や飲料をこぼしたりほこりっぽい環境で使うのは厳禁です。
背面はこうなっています。クローンのやり方はシールに記載されているように、CLONEボタンを約3秒長押しするとクローンが始まります。
※個人的にはハードウェア(HDDケース/クレードル)でクローンは、よっぽどのことがない限り
やりたくないです。進捗状況がわからないし、うまく行っているかどうかの判断もできません。
まだクローンアプリを使った方が安心感があります。
クローンアプリについて言えば、以前は無料でクローンが行えるアプリがいくつかありましたが、現在はおすすめできる無料アプリが無くなってしまいました。
SANDISKやWDのSSDだったら無料のクローンアプリが使えるけど、HDDではそういうサービスはありません。
で、自分はどうやっているかというと、「easeus todobackup」の古いバージョンを使っています。この古いバージョンはネット上からダウンロードできます。アップデートしてしまうとクローンができないのに注意して使えば無料で使い続けられます。具体的なバージョンなど、知りたい方がいらっしゃいましたらご連絡ください。
使用できるHDD/SSDは、
2.5または3.5インチのSATA HDD、MLC/TLCタイプの2.5インチSATA SSD
となっています。
2台のHDDを挿し込んだところ。挿すだけって本当にラクです。
電源オンでLEDランプは青色に。アクセスするとLEDランプが赤く光ります。
参考までにHDD転送速度を測定してみました。シーゲートの8TB 5400rpmのHDDにて測定。速さを求めた訳ではなくデータを保存することを重視しているのでこれで十分。
AJAでも測定、ほぼ同じですね。
せっかくなのでこのブログを書いているMacBook Pro16 2019のも測定。ちなみにスペックは、
• 第9世代の2.4GHz 8コアIntel Core i9プロセッサ(Turbo Boost使用時最大5.0GHz)
• AMD Radeon Pro 5500M(8GB GDDR6メモリ搭載)
• 64GB 2,666MHz DDR4メモリ
• 4TB SSDストレージ
です。時たま駄々をこねるけど早くて快適な頼もしい相棒が叩き出した数字はさすがにレベルが違う、というか違いすぎる・・・ まもなくやってくるM1XのMacBook Pro16 がどのくらい早いのか楽しみです。
上の方で単体でのクローンはお勧めしないと書きましたが、使わないで批評するのは良くないと思い直しました。手持ちのパソコンを使って試してみようと思います。どんな結果になるか今から楽しみです。
自分が買った製品の他にeSATA付きの上位モデルもあります。対応機種をお持ちの方はこちらのほうが良いかもしれません。
最後に・・ この製品はAmazonで購入。7:21に注文して到着したのが当日の15:31 と超ハヤイ!
急いでいたので、注文してから最寄り近くの家電量販店まで行って売られているかチェックしましたが売ってませんでした。更に足をのばして池袋まで行ったら購入できただろうけど、往復約1.5時間がもったいなくてAmazonの到着を待つことに。思ったよりも早く届けてもらえました。
このレスポンスの良さで、なおかつ返品可能というのはありがたいです