もはや比較するのが無意味、WindowsOSとMacOS | いさおリンクのインターネット羅針盤

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最近、何かと慌ただしくてブログの更新が滞りがちです。面白そうな話題があると頭の中で記事を組み立てているんですけど、忙しさにかまけているうちにバラバラになって逸散していきます・・・悲しい。

さて今日の本題です。

日頃思っていることが書いてある記事があったので紹介します。

今やOSの違いは感じられない
http://pc.nikkeibp.co.jp/atcl/knowhow/15/060100037/060100008/



もはや昔話の世界ですが今から約25年位前、パソコンに夢中になりだした頃に触れたWindows3.1は、MS-DOSのCUI(キャラクターユーザーインターフェース:キーボード入力による)からマウスで操作出来る斬新なGUI(グラフィックユーザーインターフェース)に変わっており、まさに未来を連想させるにふさわしい操作感覚でした。

当時からWindowsのライバルであるMacはすでにGUIを実践していて、その使いやすさと高性能ぶりは噂に聞いていたものの、いかんせん高価でとても手が出るものではありません。

イソップ童話に出てくる酸っぱいブドウではありませんが、Macなんて必要ない、安くて高性能なWindowsで十分と思っていたのは事実です。

時が流れ、初めて購入したMacBook G3はMacOS9+OS Xのデュアルブートで、えらくクラシックな雰囲気のOS9と近未来を予感させるモダンなOSXでした。

当時のWindowsはXPだったかな、不慣れなMacに比べると当然ですが全てが使いやすく感じられるし、有料/フリーソフトの数も比較にならないくらい多くてカスタマイズも容易、わざわざ不便で使いにくい(=実際には不慣れなだけ)Macを触るのが徐々に億劫になっていきました。

そんな訳でどちらかと言うとMacには偏見を持っていた自分ではありましたが、業務上の必要性に迫られて購入したMacBook Pro Retina15を触り始めてからは、Windowsにこだわる自分が逆に滑稽に思えてきたのです。

そんな心境の変化に大きく影響したのがネットを取り巻く環境の変化です。以前のようなローカルコンピューターにプログラムをインストールして作業を行う必要性が徐々に薄れ、今やネットにアクセスして様々な作業を行うことが当たり前になってきました。

今やネットにアクセスする端末はOSなんて関係ありません。ぶっちゃけ、自分のアカウントにログインできればそれでOKなのです。そんな中でどちらのOSがどう違うか、なんてことを考えることが無意味になっています。

ただ、個人的にはiPhoneやiPadを持っている人に対しては、パソコンを買い換えるならMacをお薦めしたいです。というのは、

・iOSとの連携が優れていて写真や情報の管理が容易
・バックアップが容易

というメリットがあるから。Windowsで同じことはできますが、その容易さのレベルが違います。

自分が持っている端末間でどれだけ情報をスムーズに共有できるか、がパソコン購入時にOSを選ぶ選択基準になっていると言っても過言ではありません。

そう考えるとWindowsフォンが(事実上)消滅したWindowsは、Android端末及びiOS端末とは元々別開発なので、情報共有にあたって乗り越えるべきハードルはそんなに高く無いとはいえ存在しています。

Windows10の無料配布で必死になってユーザーを囲い込もうとしているWindowsパソコン。かたや、iPhoneとの連携を武器にスタイリッシュ路線を走るMacOSパソコン。Web製作の現場ではMacが優勢のようにも見えますがやはり値段がネックかな。

まあいずれにしても、パソコンの家電化(コモディティ化)は進んでいるので、OSを意識して購入する時代だあったんだよ、なんて昔話をする時が近い将来あるかもしれませんね。