さて今日の本題です。
パソコンの楽しみ方は人それぞれでありますが、パソコンの各構成部品を購入して自分で組み立てる=自作パソコン=ことも楽しみ方の一つです。自分が自作パソコンに触れるきっかけとなったのは、当時青山にあったJCSというショップでショップブランドパソコンを買ったことです。フルタワーのごっつい筐体は文句なしでかっこよかった。
当時はMS-DOSからDOS/Vに、そしてWindowsへと変わっていく激動の時代で、高価なメーカー製パソコンと同等、あるいはそれ以上の性能が低コストで得られる自作パソコンに夢中になったものでした。
相性問題で苦しんだり、数多かった自作パソコン雑誌やパソコン通信で情報収集をしたことなど懐かしく思い出します。
時は流れ、ハードウェアの進化によって吊るしのパソコンでも十分以上の性能を持つようになり、今や自作パソコンはすっかり割高となってしまいました。自分がMacをメインに使うようになったことも自作パソコンを必要としなくなった大きな要因の一つでもあります。
それでも時たまハードディスクを交換したりメモリを増設したりする時などは、果たしてうまく動作するかハラハラワクワクしますね(笑)。
今日もお客様先でのハードディスク交換作業があって、国産メーカーのパソコンではありますが自作気分を味わってきました。
今は本当に便利な世の中になって、はじめて触るパソコンでもyoutubeに投稿されている分解手順映像を眺めれば悩むこと無く作業を進めることが出来ます。
ちなみにこの機種は当時流行っていた?AVパソコンを言うものでB-CASカード付きで1TBの大容量ハードディスクを積んでいます。
エラーが出ていたこのハードディスクをクローン化して新品のハードディスクと交換。特にトラブル無くスムーズに交換することが出来ました。これが自分のパソコンだったらSSD化とか、中古CPU換装などで遊びたいところですが、さすがにお客さまのパソコンでは費用対効果が重要なので提案もできません(^_^;)。
という訳で、無事仕事を終えて帰ってきたら・・・ 奥さんのWindows7パソコンが起動しません。システム修復ディスクでもダメ。運の悪いことにバックアップしている途中でのトラブルなのでバックアップもありません。
仕方ないので別のハードディスクを用意してWindows7&ソフトをインストール。新しい環境には新しいソフトということで既存のOffice2010→Office2013にしておきました。
まっさらな環境が用意出来た所で、起動しなくなったハードディスクのデータが生きているのを確認してデータコピーに励んでいるところです。お客様先より家での作業の方がハードな1日でありました。