子どもたちとITのあるべき姿を考える ”スタディ・ライフ バランス” | いさおリンクのインターネット羅針盤

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5月に入り、クールビズの季節になりました。個人事業主になってからは常にノーネクタイで過ごしているのでクールビズ対策はバッチリ!? その昔のサラリーマン時代は夏でもネクタイ着用だったので汗でネクタイが色落ちしてワイシャツに染み付くことも・・・ 高温多湿の日本で、夏でもネクタイは誰も得をしない習慣のように思えてなりません。

さて今日の本題です。

ネットサーフィン(死語)していたらちょっと気になる話題が。約一ヶ月前の記事です。

【阿部純子のトレンド探検隊】IT時代に生きる子どもたちに必要な“スタディ・ライフ”バランスとは?(2015.04.06)
http://dime.jp/genre/184238/1/

リンク先の↓のサイトと合わせてじっくり読んでいただきたい記事です。
http://studylifebalance.jp/

電車で移動している人であれば、目の前のシートに座っている人たちのほとんどがスマホを操作している姿が日常の風景になっていることを知っていると思います。

自分のようなオジサン世代が若かった頃はスマホが無かったので新聞を読む人、文庫本や雑誌を読む人が多く、新聞をたたみ直すカサコソという音があちこちでしたものでした。
それが今や、新聞や本を読んでいる人はすっかり絶滅危惧種となってしまいました。

また自分が若かった頃はパソコンを触っている人はオタク扱いで、ある種の変人のように思われていた=そう思っていたのは自分だけかも(笑)=ようにも感じます。中にはパソコンを全否定する人もいました。

そんなことを思い出しながらこの記事を読んでいると、色々と考えさせられることがあります。

一人一台、いやそれ以上にスマホが普及し、時代がスマホ中心に流れるようになってしまった以上、スマホを敵対視して否定的な理由を一生懸命考えるのはあまり意味が無いことを思います。

時代は変わってしまったのです。

人は変化を恐れます。自分の知識や経験の範囲の延長線上に未来があると感じられたら安心して過ごせます。でも、実際は時代や環境は常に変化していき、その変化に適応するものだけが生き残る。

と考えたら、新しいものを”まず否定ありき”で接するよりは、”どうすれば自分のモノにできる”かを考えながら接した方が得られるものは多いように思います。

スポーツの世界でも同じでしょうが、小さい頃から慣れ親しんだ方が伸び代もあると思います。始めるなら早い方が良い、という考え方もありです。

個人的にはこの記事の一番重要な点は、”親がITから逃げないこと” これに尽きると思います。親自身がITに関する未来像を描くことが出来ない、ITの持つ魅力も可能性も感じられない。

そんな状況で子どもに何を語ることができるのでしょうか。


この記事に出てくるような子どもたちの親の年代の人と接していると、パソコンやスマホが苦手という人が少なからずいます。

自分が苦手な食べ物を、子どもには体に良いからと無理やり食べさせる。それよりは、親がまず苦手な食べ物を克服し、その経験を元に子どもに食べさせる方が子どもの為になるんじゃないのかな。

いずれにしても、子どもたちにとってITは避けて通れない道。いや、ITを自分のモノにできればライフスタイルの柔軟性は非常に高まり、自分らしく無理なく生きられるようになるでしょう。

そのためにも、親御さんにはITの魅力や可能性を知る努力をしていただきたいと思います。