今日は電車での移動の途中で人身事故が発生し、ノロノロ運転&運転打ち切りの繰り返して時間が押して焦りました。ぎりぎり間に合ったから良かったようなものの、心身共に疲れますね。
さて今日の本題です。
卒業式シーズンに相応しい話題&ICTの理念に合致したニュースがあったので紹介します。
「iPad卒業証書」、多摩市立愛和小が卒業生に 12年後まで開けないタイムカプセルメッセージなど収録
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1503/27/news141.html
MacにはTimeCapsuleと言う機能があって、Macの中身をそっくりバックアップすることが出来るんですけど、こちらは本物のタイムカプセルですね。
中学卒業時での12年後の自分だったら、まだまだ若くて当時の夢や希望との対比も楽しいだろうな。今の自分から12年後の自分へ送るタイムカプセルを作っても果たして生きているのだろうか??なんてオジサンはまず思ってしまいます(・・;)
なるほど、面白いアイディアだな~。そんなことを思いつつも心の中に引っかかることが・・・ パソコンやタブレットのメンテナンス等も仕事にしている自分がこのニュースを読んでまず思うことは、ホントに大丈夫なの?という不安です。
12年経過した後のハードウェアなんて「電源が入って立ち上がってくれたらラッキー」と思える位動作が不安定で、いつ何時トラブルが発生してもおかしくありません。12年後は部品の入手もままらないだろうから、
不動となってしまったら果たして動作する状況までもっていけるのか? ノートパソコンだったらハードディスクを取り出して別のパソコンで読み出すなんて事が可能だけど、iPadはそうはいかないですからね。
iPadを使っているから恐らくデータはiCloudで保存、iTunesバックアップを使って今後発売されるiPadでもデータを引き継げるようになっているんでしょう。
AppleIDとなるメールアドレスは***@icloud.comなのかな。12年後までパスワードを覚えていられるんだろうか?何てことも気になります。
パスワードを忘れた時用のメールアドレスは12年も経ってしまったら使っていない可能性も高いですから、ログイン出来ずに結局ハードウェアは初期化、iCloudは放棄せざるを得なくなり、最悪全ての思い出が消えてしまうことも考えられます。
もちろん、そういうことは想定済みでしょうから対応は万全かと思いますが、この記事だけではわからないのが残念です。もう少し掘り下げた記事を読んでみたいですね。
今後はこのような卒業証書が一般的になっていくのかもしれません。
卒業アルバムは各学校のクラウド上に置かれるようになったりして。いやもう既になっているのカモ・・