映画「きっと、星のせいじゃない」試写会とiPhoneとMacとgmail | いさおリンクのインターネット羅針盤

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今日は久しぶりに映画を観に映画館まで足を運びました。と言っても、試写会のチケットを入手出来たから観に行っただけです(・・;)。今はもう映画を観ることも無くなりましたが、一時期は毎週1本は映画を観ていたこともあります。値段が割安なレイトショーばっかりだったのでお客はまばら、映画館を独占とまでは行かないにしても映画に没入できたのが良かったですね。

さて今日の本題です。

試写会で見た映画は「きっと、星のせいじゃない」です。

自分だけかもしれないけど、このタイトルをすぐ忘れてしまって一緒に観に行った奥さんに「えーっと何ていう映画だっけ?」と何回聞いたことでしょう(・・;)。自分的にはこのタイトル、どうにもピンときませんでした。

この映画、公式サイトもあるのでストーリー等はこちらで
http://www.foxmovies-jp.com/kitto-hoshi/


ネタバレしちゃうと怒られるので細かいことは書きませんが、この映画を観ていると何故か・・・ あちこちのシーンで何故か目から汗が出てきてしまって、暗いから目立たなかったもののかなりカッコ悪い状況でありました。こんなに汗をかいたのは久しぶりです。まあ2時間あまりかけてデトックスをしていたようなもんですね。

なんでこんなに感情移入が出来たのかというとメッセージやメール、そして電話でやりとりしているシーンが自分と奥さんが出会った頃とオーバーラップしていたからなのかも知れません。

とはいえ、物語の主人公たちのように若くはなかったし、携帯電話が普及し始めたばかりでiモードもありませんから、メッセージをオンタイムに近い状況でやりとりすることなんて夢のまた夢、えらくもどかしい思いをしたものです。

パソコンで言えばインターネットの普及前だったので、もっぱらパソコン通信のニフティでのやりとりをおこなっていました。

仕事から戻ってきたらまずパソコンを立ち上げ、パソコン通信のニフティの掲示板を巡回&メッセージのチェック。当初はNifTermを使っていましたがそのうちAirCraftに変更しせっせと掲示板に書いた他、RT(リアルタイム会議室)という名前のチャットにも参加していました。

とあるフォーラムで奥さんと掲示板でコメントを交わすようになり、気になる存在となって意識しはじめ、オフ会で実際に会っていろいろおしゃべりし、ぎこちないながらも次第に親しくなっていく・・・

この映画を観ながら、そんな若かりし頃(と言っても30代でしたが)のドキドキ・ワクワクしながらやっていたメッセージのやり取りやおしゃべりが脳裏に蘇ってきていました。

あの頃にパソコンやパソコン通信が普及していなかったら、今頃はどんな人生を送っていたんだろうな。

話が逸れました。

「きっと、星のせいじゃない」の映画の中で使われていたスマホはiPhone、パソコンはMacBookPro(たぶん非Retinaモデル)、そしてMacBookAirとアップル製品のショールームで行われているデモンストレーションかCMを見ているかのようでした(笑)。

これからこの映画を観る人は二人が持っているiPhone、そしてMacの使い方をじっくり観察することをお薦めします。

悔しいけれど、二人共とても格好良く使いこなしていて文句の付け所がない。自分のようなオッサンではああいうスマートさは逆立ちしてもできないよ。生まれた時からスマホやパソコンがある生活を送っている年代はやっぱ違うわ。

無茶振りを承知であえて書くとすれば、iPhoneでカメラ撮影してiMovieで編集し、それを放映するシーンを設けて欲しかった。頭の中の記憶だけではいつしか風化してしまうが映像に残してあれば、いつでもあの時のキミに会えるから。そんなシーンを想像しただけで目から汗が出ちゃうよ。

あと、メッセージのやり取りに使われていたgmailも注目したいところです。

この映画にあれだけApple製品が前面に出ているんだから、Apple純正のメールの方が自然なように思うのですが・・・ 何かgoogleとの関係があってあえてgmailを使ったのかな? まあ、普通に考えたら関係が無いなんて考えられないよね。 

まあそんな細かいことはどうでもいいか。

しかし、若さっていいな~、とこの映画を観ていてつくづく思いました。あと○○年若ければなんて言うつもりはありませんが、今の思考レベルとあの頃の若さがあったらさぞかし人生は楽しいような気がする。いや、そんな出来もしないことを考える前に今を楽しまなくてはいけないですね。まあ何はともあれ、いい(目の)汗かいて満足です。

と、スッキリした気持ちでユナイテッド・シネマとしまえんを後にしたのでした。